''現役''銀行員が語るお金の話

現役銀行員がお金について本音トークします

投資信託【投資対象】

これまで、インデックスファンドへの投資を推奨する記事を書いてきました。

今回は、「何に投資するべきか」について書きたいと思います。

 

何に投資すべきか、について絶対的な正解はないです。

何に投資するべきか?アメリカがいいの?新興国?何がお勧めですか?

と取引先からよく聞かれます。

 

銀行員の私にそれ聞く笑?が本音です。私に聞いたのなら、間違いなく銀行の手数料が高い商品(銀行が儲かる商品)、ノルマが足りていない商品を案内するでしょう。

間違っても、銀行の窓口でそんなこと聞かないでくださいね。

 

さて、話がそれましたが、自分が上がると信じられる地域のインデックスファンドに投資をしましょうということです。

 

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上記S&P500とは、アメリカ株式の代表的指数で、アメリカの株式市場の約80%をカバーするインデックスです。ニューヨーク証券取引所、ナスダックに上場している大手500社で構成されています。きれいな右肩上がりですね。

 

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香港証券取引所 における 株価指数 。同証券取引所に上場する 銘柄 のうち、 流動性 の高い上位銘柄(銘柄数は一定しない)で構成される指数です。

S&P500ほどではないにせよ、右肩上がりですね。

 

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TOPIX(トピックス/東証株価指数) は、Tokyo Stock Price Indexを略で、東証一部に上場するほぼすべての銘柄を反映した株価指数です。

日本の株価はご存じの通り、上がったり、下がったりで、バブル以降高値を更新できていません。

 

 

上記3つのチャートを見て、アメリカはきれいな右肩上がりだ、これからも上がり続けると信じられる方は、アメリカ株を買えばいいと思います。

これからは、新興国の時代だ!新興国株のポテンシャルからするとこれからもっと上がる、と思う人は新興国株を買うべきだと思います。

いやいや、我々は日本人だし、日本の企業の技術は素晴らしい。かつて世界No.1に輝いたこともあるし、日本がNO.1だと思う人は、日本株を買うべきだと思います。

 

ちなみに、私個人の考えを述べると、全世界(先進国・新興国)の株式市場への投資を目的とした株価指数(インデックス)に連動するインデックスファンドを買うべきだと考えております。

私は、これから30年以上、一定額の資金を株式で運用する予定ですが、どこの国が一番株価が上がりそうか予想できませんし、そんな分析や予想をする時間ももったいないので、深く考えずに、世界株式市場に連動する商品を買っています。

私自身は、世界の株価は、人口増加や技術革新を背景に今後も上がり続けると信じているので、全世界の株式市場に連動するインデックスファンドを買っているのです。

 

次回は、投資するタイミングについて記事を書きたいと思います。