''現役''銀行員が語るお金の話

現役銀行員がお金について本音トークします

【定期預金】について

結論から述べると、資産運用において、定期預金は、数年後に使う予定のお金の運用には適していますが、長期で運用するのはもったいない、というのが定期預金についての私の考えです。

これまで、繰り返し書いてきた通り株式こそが資産運用の王道と私は考えているからです。

しかしながら、3年後や5年後に使う予定のお金(住宅購入の頭金、子供の教育費など)を株式で運用するにはリスクが高いと考えます。
長期で見れば株式は素晴らしいパフォーマンスですが、数年後にいざ使おうとした時に一時的に元本割れしている可能性もあるからです。
そういった数年後に使うお金を定期で運用することはありだと思います。

今回、定期預金について書くのは、世の中に出回っている定期預金ランキングに疑義があるからです。

われわれ銀行員は、競合の金融機関の定期預金を始めとした金融商品をチェックします。
雑誌やネットにある定期預金金利ランキング上位より、高い定期預金金利を設定している金融機関を数多く知っています。そんな金融機関を紹介いたします。
他の金融機関の定期預金金利が良いので、他の金融機関をすすめるなど普段の業務中は絶対にできないことですが、このブログだからこそ本音で語れるのです!
地元の信用金庫、信用組合が比較的高い金利を設定しております。

◆関東在住の方向け
期間3年までの定期 3年 税引前0.60%
ハナ信用組合
https://www.hanashinkumi.com/images/topslide_challenge3-2.jpg

◆北海道、東北在住の方
期間3年までの定期 3年 税引前0.55%
ウリ信用組合

https://www.urishinkumi.com/images_new/side_bnr21.jpg

◆関西在住の方
期間3年までの定期 3年 税引前0.50%
定期預金のことなら大阪市北区の金融機関【ミレ信用組合】

https://www.mire.co.jp/mire.co.jp/wp-content/uploads/2019/01/4f7f20b2d50d226795149168ab93635c.jpg


中部地方在住の方
期間3年までの定期 3年 税引前0.60%
朝銀西信用組合

https://www.chogin-nishi.com/assets/img/slider/campaign/slider_smile_2020.png


上記は、一例であり、他にも上記並みの金利設定をしている金融機関はあります。
今ご紹介した金融機関は信用組合なので、出資する必要があるので少しだけ面倒かもしれませんが、出資金は1千円~10千円で済みますし
、もし近くに住んでいるのであれば、金利メリットはあるので足を運んでみてはいかがでしょうか?
例えば、元金300万円を0.60%(税引き後0.47%)で3年間運用できれば、税引き後、約43,000円になります。
ノーリスク(元本保証商品)で43,000円は個人的には大きいと思います。

ただし、信用組合は財務内容が盤石とは言い難い面もあるので、預金保険機構で元本保証される1,000万円までにしておいたほうがいいでしょう。